世界一の猫遣いアンドレイ・クズネツォフに調教された芸達者な猫たちが多数出演し、現代リアリズム演劇の父スタニスラフスキーの国の猫らしく、自然で写実的な演技力を披露してくれる。この映画には、“クズネツォフ・ファミリー”の猫たちが大挙出演しており、人間の俳優も顔負けの名演技で映画全編を圧倒する。両親が、かつての映画王国・モスフィルムの技術スタッフという、監督のイワン・ポポフ。本作では、父親と母親が製作スタッフとして映画に参加。また、息子と愛娘も子供役で出演している。
ストーリー紹介
モスクワに住む音楽家一家の娘マーニャ(マーシャ・ポポワ)と弟のサーニャ(サーシャ・ポポフ)とおばあちゃん(リュドミーラ・アリニナ)が、ある日、ペット市場で一匹のこねこを貰ってくる。マーニャの誕生日のパーティでこねこは、「チグラーシャ」と名づけられ、家族の一員として認められる。しかしこねこは、花瓶を割り、カーテンを引き裂き、ママ(タチヤナ・グラウス)の仕事の製図の図面にはインクをこぼし、パパ(アレクセイ・ヴォイチューク)の楽器ケースの中には、こともあろうにウンチが…。家族中のフラストレーションが高まり、チグラーシャは追い出されそうになるが、子供たちは、トイレの躾をすることで引きとどめる。ところが突然、チグラーシャは、いなくなってしまい…。