ペットライフ講座

子犬・子猫を迎えるとき、ペット飼育初心者のオーナーは多くの不安を抱えるものです。
そして、愛犬・愛猫は人間の何倍もの早さでグングン・スクスク成長し、最初の1年間で立派な大人の体になります。
この講座では、「食事管理」「健康管理」「日常管理」の3カテゴリーにわけて、子犬・子猫のライフステージに応じたお役立ち情報を公開していきます。

グングン・スクスク講座 12ヶ月までの子犬・子猫 情報 キラキラ・ツヤツヤ講座 1歳~6歳までの成犬・成猫 情報 ユウユウ講座 7歳以上の高齢犬・高齢猫 情報

生後12ヶ月までの子猫情報

友達に記事を紹介する

生後6~9ヶ月までの子猫の飼い主さんへ 1回目 健康 「発情と去勢・避妊手術」

病気予防など大きなメリット

 日本では、去勢・避妊手術を受けている猫は、以前と比べて増えており、全体の70%以上と言われています。これらの手術は病気予防にもなります。
  メスが適切な時期に避妊手術を受けた場合、子宮蓄膿症、子宮内膜炎、乳腺腫瘍を予防することができます。とくに猫の乳腺腫瘍の90%は乳がんで、肺に転移することが多いようです。また、交尾をしなくなるので、猫免疫不全ウィルス感染症などの感染症のリスクも減ります。
  一方、オスが適切な時期に去勢手術を受けた場合には、精巣腫瘍や前立腺肥大の病気を予防することができます。メスをめぐるケンカなどにより、命にかかわる多くの伝染病に感染する可能性も減ります。
  また、病気予防以外のメリットもあります。メスは、発情すると独特な大きな鳴き声を出します。避妊をすればこの声も治まりますし、望まない妊娠を100%防ぐことができます。
  オスの場合は、メスを求めて放浪し、迷子になったり、交通事故に遭うこともあります。さらにオスは、自分の縄張りを示すために「スプレー」といって臭いオシッコを柱やカーテン、洋服などにひっかけますが、去勢手術をすれば放浪癖やスプレーが治まることがあります。また、性格的にもおとなしくなって、飼いやすくなるようです。

手術を受ける時期

 メスの場合は、成長過程のホルモン・バランスを崩す心配がないように、生後6ヶ月過ぎに手術をする場合が多いようです。早熟な子猫は、生後4ヶ月でも発情することがありますが、遅くとも生後1歳ぐらいまでに避妊手術をすればよいようです。猫種や飼育形態、さらに発育状態を見ながら、かかりつけの獣医師と相談して時期を決めるようにしましょう。
  オスの場合は、メスほど時期を焦らなくても大丈夫です。手術の時期は、かかりつけの獣医師に相談するとよいでしょう。
  また、信頼できる動物病院を事前に探すことも大切です。動物病院は診療報酬には規定はありませんので、去勢・避妊手術の入院期間やケアの仕方、費用もまちまちです。事前に病院を下見させてもらったり、近所の評判を聞いてみたりして情報を集めましょう。自分が納得して愛猫を任せられる獣医師にお願いするのがいちばんです。

Dr.Hillsからのアドバイス

手術のあとは肥満に注意

 手術をした直後は、腹帯やエリザベス・カラーなどをつけて傷口を舐めないようにさせます。また、帰宅後に傷から出血はないか、食欲はあるか、排便・排尿は正常かどうか、などをチェックしましょう。様子がおかしい場合には、すぐに病院に連絡をしてください。
  傷もふさがり、日常生活に戻ったら、肥満しないように気をつけます。去勢・避妊手術を受けると、ホルモン・バランスが変化するとともに、発情に伴うエネルギーが低下し、発情に伴う行動をしなくなるので、太りやすくなるといわれています。これはオス・メスにかかわらず同じことが言えます。といっても、子猫の場合はまだまだ育ち盛りですので、手術を受けたからといって急に体重管理をする必要はありません。
  しかし、必要以上におやつを与えてしまうなど、よくない習慣をつけないように、このころからしっかりと食事管理をしましょう。また、「ちょっと太ってきたかな?」と感じた場合は、定期検診がてらかかりつけの獣医師に相談するなどして、体重チェックをするとよいでしょう。

友達に記事を紹介する

6ヶ月~9ヵ月
1回目 健康 発情と避妊・去勢手術
2回目 食事 体重管理はしっかりと
3回目 健康 季節ごとの健康管理
4回目 健康 猫だって歯は命!
5回目 日常 子猫と遊ぼう!
6回目 食事 偏食な猫に食べさせる方法

一覧ページへ戻る