ペットライフ講座

子犬・子猫を迎えるとき、ペット飼育初心者のオーナーは多くの不安を抱えるものです。
そして、愛犬・愛猫は人間の何倍もの早さでグングン・スクスク成長し、最初の1年間で立派な大人の体になります。
この講座では、「食事管理」「健康管理」「日常管理」の3カテゴリーにわけて、子犬・子猫のライフステージに応じたお役立ち情報を公開していきます。

グングン・スクスク講座 12ヶ月までの子犬・子猫 情報 キラキラ・ツヤツヤ講座 1歳~6歳までの成犬・成猫 情報 ユウユウ講座 7歳以上の高齢犬・高齢猫 情報

生後12ヶ月までの子犬情報

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生後10~12ヶ月までの子犬の飼い主さんへ 4回目 食事 「成犬期を迎えるにあたって」

子犬用フードからの卒業

 これまでは「幼犬用」などと書かれた、いわゆる子犬用フードを与えていたと思いますが、そろそろ「アダルト用」「成犬用」と書かれた成犬用フードに切り替える時期になりました。子犬用フードは、子犬の成長をサポートするために栄養バランスやエネルギー量を調整したドッグフードです。そのため、いつまでも子犬用フードを与えていると、肥満の危険性が増すであるとか、必要以上の栄養素で内臓や骨関節に負担をかけることがあります。ライフステージに合ったフードを選んであげましょう。
 成長期の後半になると、食事の量が減っていく犬がいます。これは、体の完成とともにエネルギー量を減らしていく必要があるということを、犬の体がきちんと自覚しているケースです。そんな犬に無理やり食べさせたり、嗜好性の高いものをトッピングしたりすると、肥満になりやすいので注意が必要です。
 成長とともに、1日の食事の回数も変わります。生後半年くらいから徐々に回数を減らしていき、生後12ケ月頃までには1日2回程度にします。切り替える方法は、子犬用のフードに少しずつ成犬用フードを混ぜ、徐々に成犬用フードの割合を増やしていけば、比較的ストレスを与えずに切り替えることができます。

犬種に応じた運動を

 犬は犬種によって必要な運動量が異なります。チワワなどの超小型犬は室内での運動や短時間の散歩だけで満足することもありますが、中~大型犬はもちろん、小型犬でも毎日十分な運動や散歩をさせる必要があります。
 また、犬は自分のなわばりを持っているものです。なわばりを見回りながら、いろいろな風景を見たり、他の犬や人間に出会うことは、犬の社会化にとっても大切な時間です。
 散歩の時間は、季節によって変えてあげましょう。夏場は暑い日中を避けて、朝や夜などの涼しい時間帯に、冬は気温が高くなってからがよいでしょう。
 散歩に出かける際は、首輪やリードはもちろん、排泄物を拾って帰るための袋なども用意しましょう。

Dr.Hillsからのアドバイス

大型犬には大型犬の成犬用フードを

 大型犬の場合は、小型犬や中型犬以上に、成長期に急激に骨関節が急成長します。そのため整形外科的な配慮が欠かせません。股関節形成不全や骨軟骨症といった関節の病気は、遺伝的な要因に加えて、住環境や過剰な栄養摂取も関係しているといわれます。
 とくに成長期に、サプリメントなどでエネルギーやカルシウムを過剰摂取させることは要注意です。総合栄養食を与えている場合、こうしたサプリメントを与えることは控えたほうがよいでしょう。
 大型犬は、成犬になっても骨格や関節の健康維持には注意が必要です。また肥満による関節への負担も大きいので、欲しがるだけ食事を与えるのはよくありません。
 またグレート・デーンやシェパードなどの大型犬~超大型犬のなかには、「胃拡張・胃捻転症候群」という病気を起こしやすい犬種がいます。この病気を防ぐには、一度に大量に与えない、競争食いをさせない、食前食後にストレスのかかる運動は行わないなどが推奨されます。さらに大型犬をこの病気から守るために、この疾患のリスクの高い犬種を飼う場合は、事前に信頼のおける獣医師に事前に相談し、注意点などを聞いておいてください。

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10ヶ月~12ヵ月
1回目 健康 季節ごとの子犬の健康管理
2回目 健康 緊急時の対処法
3回目 健康 犬と人獣共通感染症
4回目 食事 成犬期を迎えるにあたって

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