ペットライフ講座

子犬・子猫を迎えるとき、ペット飼育初心者のオーナーは多くの不安を抱えるものです。
そして、愛犬・愛猫は人間の何倍もの早さでグングン・スクスク成長し、最初の1年間で立派な大人の体になります。
この講座では、「食事管理」「健康管理」「日常管理」の3カテゴリーにわけて、子犬・子猫のライフステージに応じたお役立ち情報を公開していきます。

グングン・スクスク講座 12ヶ月までの子犬・子猫 情報 キラキラ・ツヤツヤ講座 1歳~6歳までの成犬・成猫 情報 ユウユウ講座 7歳以上の高齢犬・高齢猫 情報

生後12ヶ月までの子犬情報

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生後6~9ヶ月までの子犬の飼い主さんへ 1回目 健康 「発情と去勢・避妊手術」

病気予防など大きなメリット

 日本では、去勢・避妊手術を受けている犬は以前と比べて増えており、全体の60?70%と言われています。これらの手術は病気予防にもなります。
  メスが適切な時期に避妊手術を受けた場合、乳腺腫瘍・子宮蓄膿症・卵巣機能障害を予防することができます。とくに乳腺腫瘍は、発生した腫瘍のうち50%ほどが悪性腫瘍(がん)となる重大な疾患ですので、早めに対処することが大切です。
  一方、オスが適切な時期に去勢手術を受けた場合には、会陰ヘルニア・精巣腫瘍・前立腺肥大・肛門周囲腺腫などの病気を予防することができます。
  また、病気予防以外のメリットもあります。メスの場合は、発情中の出血がなくなるので、室内が汚れたり、独特の臭いがしなくなります。また、発情によりオスを惹きつけ興奮させる心配もなくなるため、散歩の時間やコースを変えなくてもすみます。さらに、手術をすることで、望まない妊娠を100%防ぐことができます。オスの場合は、性格が穏やかになり、しつけやすくなると言われています。テリトリー(縄張り)意識も減るので、子犬期に去勢しておくとマーキングをする回数が減ることがあります。

手術を受ける時期

 2回目の発情がくる前までにメスの避妊手術を行うと、乳腺腫瘍の発生率が下がることがわかっています。1回目の発情前に手術をすれば、乳腺腫瘍はほとんど発生しません。したがって、予防のためには1回目の発情前が適していると言われています(乳腺腫瘍の発生率は、最初の発情前が0.05%、2回発情前が8%、2回目発情後が26%)。また、飼い主さんをわずらわせる性行動を抑えるためには生後6~10ヶ月を目安とするとよいといわれています(※1)。
  ただし、犬種や個体により性成熟のスピードには差があります。一般的に小型犬のほうが速く、大型犬のほうがゆっくりしていると言われています。
  また、信頼できる動物病院を事前に探すことも大切です。動物病院での診療報酬には規定はありませんので、去勢・避妊手術の入院期間やケアの仕方、費用もまちまちです。事前に病院を下見させてもらったり、近所の評判を聞いてみたりして情報を集めましょう。自分が納得して愛犬を任せられる獣医師にお願いするのがいちばんです。
※1-はヒルズ様HPペットケア通信2007秋より

Dr.Hillsからのアドバイス

手術のあとは肥満に注意

 手術をした直後は、腹帯やエリザベス・カラーをつけて傷口を舐めないようにさせます。また、帰宅後に傷から出血がないか、食欲はあるか、排便・排尿は正常かどうか、などをチェックしましょう。様子がおかしい場合には、すぐに病院に連絡をしてください。
  傷もふさがり、日常生活に戻ったら、肥満しないように気をつけます。去勢・避妊手術を受けると、ホルモン・バランスが変化するとともに、発情に伴うエネルギーが低下し、発情に伴う行動をしなくなるので、太りやすくなるといわれています。これは、オス・メスにかかわらず同じことが言えます。といっても、子犬の場合はまだまだ育ち盛りですので、手術を受けたからといって急に体重管理をする必要はありません。
  しかし、必要以上におやつを与えてしまうなど、よくない習慣をつけないように、このころからしっかりと食事管理をしましょう。また、「ちょっと太ってきたかな?」と感じた場合は、定期検診がてらかかりつけの獣医師に相談するなどして、体重チェックをするとよいでしょう。

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6ヶ月~9ヵ月
1回目 食事 発情と避妊・去勢手術
2回目 食事 体重管理はしっかりと
3回目 日常 子犬と遊びましょう
4回目 食事 なんとなく具合が悪そうなときには
5回目 日常 子犬のストレス

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