ペットライフ講座

やんちゃで遊びや運動に夢中の毎日だと思ったら、あっという間に7歳に…。
ネコちゃんはまだまだ元気いっぱいかもしれませんが、猫は人間よりもはるかに成長のスピードが早いもの。7歳といえば、そろそろ高齢期と言えます。飼い主さんは、ネコちゃんのさまざまな変化を見逃さないよう、今まで以上によく観察してくださいね。
この講座では、より楽しく幸せなペットライフを送っていただくために、「食事」「健康」「日常」の面から、飼い主さんの疑問や悩みを解決する情報を提供していきます。

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QOL(生活の質)の向上を心がけ、若々しい高齢期を。友達に記事を紹介する

7歳以上の高齢猫の飼い主さんへ
3回目:食事管理 「高齢猫の食事管理①」

高齢期のネコちゃんの食事は、飼い主さんがしっかり管理しましょう

 年をとること自体は病気ではありませんが、年齢を重ねることによって病気のリスクが高まってくることは避けられません。人間もペットも、高齢期の栄養管理が寿命に大きな影響を与え、適切な栄養バランスの食事をとることがご長寿の秘訣であるとともに、生活の質の向上にもつながります。
 若いときは栄養素の摂取量が多少変動しても、ネコちゃんの体は適切に対応していましたが、高齢期に入ると、栄養素の摂取量や質の変化にうまく対処できなくなってきます。だから、飼い主さんはネコちゃんの健康な毎日のために、高齢猫に適した栄養バランスの食事を与えるようにしましょう。

高齢猫用の総合栄養食ならとっても安心!

 みなさんは、年齢を重ねるとともに食事の内容が少しずつ変わってきた、なんてことを感じたことはありませんか? 体が要求している栄養素の質や量は、年とともに少しずつ変化するので、このように感じた方は多いと思います。ネコちゃんの場合も、幼猫期、成猫期、高齢期といった各ライフステージごとで適切な栄養素のバランスはそれぞれ異なります。
 高齢猫の場合、蛋白質を多くとり過ぎると、蛋白質がエネルギーとして利用される際にできるアンモニアが腎臓に負担をかけてしまうので、とり過ぎないようにしたり、便秘を起こさないために食物繊維を多めにとったりするなど、若いときとは栄養素のバランスを変える必要があります。また、高齢猫の内蔵や代謝の機能を維持するために、ビタミンE、ビタミンC、ベータカロテンといった抗酸化物質が必要だったり、被毛の健康のためには必須脂肪酸(オメガ3、オメガ6)が欠かせなかったりします。
 ネコちゃんのライフステージに合った栄養バランスの食事を作るためには、専門的な知識が必要になるので、必要な栄養素が適切なバランスで配合された「総合栄養食」を与えることをおすすめします。高齢猫用の総合栄養食であれば、フードと水だけで、高齢猫が1日に必要とする栄養素を過不足なくとることができるので安心ですよね。

★ヒルズのバラエティ豊かな高齢猫用フード(ドライタイプ/総合栄養食)
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☆POINT
◎高齢期の適切な栄養管理がご長寿の秘訣
◎ネコちゃんも、若いときとは必要な栄養素のバランスが異なります
◎高齢期のネコちゃんには、「高齢猫用」の「総合栄養食」を与えましょう

獣医師からのアドバイス

高齢期の猫にとって気をつけたい栄養素

 犬も猫も高齢になると摂取する栄養素の量や質の変化にうまく対処できなくなります。そして、ある栄養素の過剰や欠乏、あるいはそれに近い状態が病気を引き起こしたり、すでにかかっている病気の症状を悪化させたりする可能性もあります。

◎エネルギー
高齢になるとペットは動きが次第に緩慢になり、運動量も減ってきます。そのため、若齢のときよりも必要とするエネルギー量が少なくなります。高齢の猫は、体重過剰や肥満になりやすいとされているので、食事の量や質には十分に気を配ってあげましょう。

◎蛋白質
高齢の犬や猫には、腎臓への負担を少なくするために、蛋白質を抑えた食事を与えることが大切です。また、蛋白質は質の高いものを与えるようにしてください。

◎リン
腎臓病は、高齢の猫に特に多く見られる病気のひとつです。リンの過剰摂取が腎臓病を悪化させる原因にもなるので、毎日の食事には十分注意してください。場合によっては、リンの量を制限した「特別療法食」による食事療法が必要になります。

◎ナトリウム
過剰なナトリウムは、心臓や腎臓に負担をかけてしまいます。健康な犬や猫の場合は、過剰なナトリウムを尿と一緒に体の外へ出すことができますが、体が弱っていたりすると、その能力が低下して、心臓や腎臓に大きな負担を与えてしまいます。猫の場合は、ナトリウムの多い食事が腎臓病を進行させることが分かっています。

◎脂肪と必須脂肪酸
肥満防止のためには脂肪の摂取量を少なくする必要がありますが、オメガ3やオメガ6などの必須脂肪酸は十分に摂取する必要があります。特に、皮膚炎や関節炎などの症状が見られるときは通常より多めに与えると良いでしょう。

◎食物繊維
高齢のペットは、消化管の機能が低下するため、便秘を起こしやすいとされています。そのため、正常な腸の運動を促進するなどの働きがある食物繊維を多めに摂取することが、便秘などの予防に効果的と言われています。

◎水
高齢のペットは、体内の水分バランスを調節する機能が低下するため、脱水が起きやすくなります。また、薬物療法や慢性腎不全などによって、尿を濃縮させる能力が低下することもあります。そのため、高齢の犬や猫には、新鮮できれいな水を十分に補給し、常に水の摂取量をチェックするようにしてください。愛猫が水道の蛇口などから直接水を飲むような場合でも、飼い主さんはこれを容認するようにしてください。

 飼い主さんは、ペットフードのパッケージをよく読んでおくなど、愛猫が摂取している栄養素についてできるだけ知っておくようにしましょう。また、疑問や悩みなどがあったときは、気軽に獣医師の先生に相談するようにしましょう。

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1回目 健康 高齢期に見られるネコちゃんの変化①
2回目 健康 高齢期に見られるネコちゃんの変化②
3回目 食事 高齢猫の食事管理①
4回目 食事 高齢猫の食事管理②
5回目 日常 ネコちゃんの快適な高齢期のために①
6回目 日常 ネコちゃんの快適な高齢期のために②
7回目 健康 高齢猫がかかりやすい病気①
8回目 健康 高齢猫がかかりやすい病気②
9回目 健康 猫も認知症になる?
10回目 日常 高齢猫のホーム介護
11回目 日常 ネコちゃんとの"今"を大切に!

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